可視総合光線療法 滲出性中耳炎

光線研究 第600号 (転載許可済)
5歳 男児 滲出性中耳炎
◆症状の経過
生まれたときから風邪を引きやすく、風邪の後は中耳炎をよく起こしていた。
2歳半頃、滲出性中耳炎で、服薬し、鼓膜切開の治療も受けたが良くならず、耳にチューブを入れる治療を受けた。
耳の痛みはないが、風邪を引くと、滲出液が増えて困っていた。
祖母に勧められて光線研究所附属診療所の指導を受け、自宅で光線治療を始めた。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用。
照射部位は、両足裏部・両膝部・左右耳部(2号集光器)・鼻部(2号集光器)を各5分間照射。
CIMG0013 (1)
◆治療の経過
2ヵ月間ほど治療を続けたが、相変わらず風邪を引きやすく、風邪を引くと鼻水が止まらず、耳に水が溜まった。
そこで各部位への照射時間を倍にして継続した。
その1カ月後くらいから風邪を引いても鼻水や耳の浸出液が少なくなってきた。
光線治療ができない時期もあったが、1年後には風邪を引きにくくなり、鼻水や耳の浸出液は出なくなった。
PAGE TOP