動眼神経麻痺の可視総合光線療法

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可視総合光線療法 理論と治験P201
動眼神経麻痺 50歳 女性
突然左眼の眼球が内側に動かなくなった。
その後まぶたも下垂し、眼がふさがった。
眼科で眼の奥の血腫のための動眼神経麻痺と診断された。
38歳より人工透析を受けており、手術は難しいといわれ、ステロイド治療も効果がなかった。
光線治療は、人工透析の合併症予防のために10年前から使用していた。
今回は、眼の治療のために光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3001-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両足首部・左こめかみ部を各10分間、両膝部・腰部・後頭部・右こめかみ部を各5分間照射。
治療の経過
光線治療3カ月後、ふさがっていた左眼の眼瞼下垂が治り、左眼球の動きもほぼ正常に戻った。
眼科検査で血腫の吸収が確認された。
人工透析中でもあるので光線治療は引き続き継続している。
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