前立腺ガンの可視総合光線療法

光線研究 第577号
75歳 男性 前立腺ガン
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◆症状の経過
53歳時、腰痛のため知人の紹介で光線研究所附属診療所を受診し、自宅で光線治療を時々行っていた。
63歳時、人間ドックで前立腺ガンの疑いがあり、生検の結果はガンはなく、PSA7.5ng /mlのため経過をみることになった。
自宅で指導書を参考に治療用カーボン3002-5000番を使い治療していた。
64歳時、治療法の確認のため光線研究所附属診療所を再診した。
◆光線治療
治療用カーボン1000-4008番を使用し、両足裏部20分間、左右下腹部(1号集光器)・会陰部(2号集光器)を各10分間、両膝部・腰部・頸椎下部(1号集光器)を各5分間照射。
◆治療の経過
自宅で毎日治療を行った。
治療1年後、PSAが9.1ng/mlに上昇した。
治療3年後、PSAは5.3ng/mlに低下していた。
前立腺の再生検でガンの診断を受け、ホルモン剤の注射で経過をみた。
治療4年後、放射線治療を受け、PSAは3.8ng/mlであった。
治療5年後、放射線照射による腸からの出血も光線治療ですぐになくなった。
PSAは0.4ng/mlになり、ホルモン剤の注射は中止となった。
これ以降は両足裏部・腰部・会陰部(2号集光器)のみを毎日続けた。
治療11年後(75歳)の現在、PSAは0.3ng/mlで全く問題なく、光線治療は隔日に行って体調は良好である。
加速度脈波からみた血行状態は-8と20歳若い結果である。
※PSAは前立腺ガンの腫瘍マーカーで、4ng/ml以下が正常値とされている。
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