再生不良性貧血の体調管理に可視総合光線療法

光線研究 第588号
65歳 女性 再生不良性貧血
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◆症状の経過
63歳時、体のだるさ、息切れ、めまい感などの症状があり、検査でヘモグロビン量(Hb)、血小板数(PLT)、白血球数(WBC)が全て低く再生不良性貧血と診断され、免疫抑制剤、ホルモン剤の治療を開始した。
64歳時、ホルモン剤投与5カ月後の検査でHb8.3g/dl、PLT1.4万/μl、WBC1600/μlと低い結果であった。
この状況を相談した友人から光線治療を勧められ光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3001-5000番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部を各10分間、腹部・腰部・背正中部(1号集光器)・後頭部(1号集光器)を各5分間照射。
◆治療の経過
友人から光線治療器を借り自宅で毎日治療した。
治療初期は陽性反応がみられたため徐々に照射部位、時間を増やした。
治療1カ月後、体が温まりHb8.4g/dl、PLT4万/μlに増加した。
治療2ヵ月後、Hb8.9g/dl、PLT7万/μlに増加。
半年後には、Hb10g/dlとさらに改善があり、体調もよくなった。
その後も治療を続け治療1年半の現在、Hb13.0g/dl、PLT10万/μl、WBC3000/μlと大変よい結果で体調も良好である。
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