光線治療器の当て方、子どもの尿蛋白、自律神経のお問い合わせ

たんぽぽのくさかべです。いつもホームページをご覧くださりありがとうございます。
今日もお問い合わせを頂きました内容をシェアしたいと思います。
⑴ご自宅で光線治療をするときに、患部に光線治療器を近づけて当てている方が見えます。
だいたい20~30cmくらい離して当てますが、効果を高めようと10cmくらいで熱いのを我慢される方がいます。
熱いのを我慢して光線照射を行うと、体の防御反応で、逆に身体を冷やそうとしますので、効果が半減してしまいます。
温かく感じる距離に保って光線照射を行うようにしてください!
また、後頭部・左右の咽喉部・陰部・肩部・背中・額部・口部などは、1号集光器や2号集光器を使用して行うようにしてください。
集光器は、熱と光の量を少なくして患部にだけ当たるように出来ています。
これにより、余分な部位に熱と光が当たらないことで、余分な皮膚の反応(赤みなどの皮膚トラブル)をなくし、また、患部以外の部位に急激な血流増加、体温上昇をなくし、陽性反応を抑えます。
また、捻挫や打撲などの急性疾患では、場合により長時間の照射を行うことがあります。
患部に熱と光を当てることで、それ以外の部位の反応を出ないようにします。
⑵自律神経や更年期障害の光線照射。
よく下半身が温まるまで10~20分間照射。両足裏部・両足首部・ふくらはぎ部・両膝部などを照射。
額部にも2号集光器を使用して5分間程度照射します。
それ以外にも、脳と腸とは密接な関係があるので、腹部にもよく当てます。
意外にもお腹のこわばりや冷えがある方が多いです。
まずは、腹部に5分間から照射を始めて、慣れてきたら、適宜照射時間を延ばしてもOKです。
⑶子供さんの尿蛋白
腎臓系の治療用カーボンは、3002番を使用します。しかし、子どもさんのネフローゼ症候群などで尿蛋白が出る場合には、まずは、3001-5000番のカーボンの組み合わせから入るようにしてください。
優しいカーボンから当てると良いと思います。
照射部位は、両足裏部・両膝部・腹部・腰部。照射時間は、各部位5~10分間くらいで様子を見て当てるようにします。
光線治療になれてくれば、各部位とも10~20分間当てる場合もあります。
ただし、こどもの皮膚は弱いので、20分間以上の照射は控えましょう。
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