交通事故傷害に対する可視総合光線療法 光線研究第602号(転載許可済)
光線療法は、事故で受けた障害の痛みを緩和すると同時に裂傷や骨折、頸椎などの損傷に対して熱と光の作用で、腫れた筋肉に柔軟性を持たせ、血流をスムーズにすることで、細胞の修復を早めます。
障害を受けた身体は炎症反応により患部に血液を集め組織の修復をはかります。
光線照射をすると一時的に炎症作用が促進され痛みが強くなることがありますが、照射を続けることで身体が光線に慣れて徐々に痛みが緩和されていきます。
後遺症が残っている場合も光線療法の深部温熱作用が硬結している組織に作用し、光化学作用が免疫機能を高めることにより身体を回復機序に向かわせます。
また、光線療法をすることで精神的疲労を和らげ、活力を得る効果も期待出来ます。
このことにより事故による障害の早期回復につなげます。
◆むち打ちなど受傷の痛みが強い場合の治療用カーボン
3001-5000番、3001-4008番、1000-3001番を使用。
受傷による痺れが強い場合の治療用カーボン
3002-5000番、3002-4008番、1000-3002番を使用。
◆照射部位・照射時間
間接照射として、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各5~10分間。
直接照射として、受傷した患部を10~20分間照射し、痛みが強い場合は1号集光器を使用して痛む部位に追加照射する。
足の冷えがある場合、足裏が温まるまで両足裏部の照射時間を増やす。