不整脈や手足のしびれに可視総合光線療法

治療報告と症例集P160
85歳 男性
DSC_1944.jpg
若いころから元気なことが取り柄で、病院には縁のない生活を送ってきました。しかし、80歳すぎからは何となくいつも頭が重く、とくに毎日午後3時すぎより手足のしびれを感じるようになりました。
しだいにしびれを感じる時間が長くなり、寝つきも悪くなって不眠症で苦しむようになりました。
医師からは、「動脈硬化症で不整脈も出ているために、症状が強くなったのだろう」と言われ、血液循環の改善薬など6種類の薬を処方されました。
薬を飲むだけでお腹がいっぱいになり、毎日薬を飲むのはとても苦痛でした。
光線療法は、妻が5年前に腰痛や膝痛治療のために使用し、現在はよくなりましたので、時折使う程度でした。
「血行をよくするなら光線療法のほうが薬よりずっと効果的よ」と言われ、とりあえず妻が使っていた治療用カーボン3001-4008番を用いて、2ヵ月間照射しました。
手足のしびれは若干改善した感じでしたが、不眠症はまったく改善が見られませんでした。思い切って光線研究所附属診療所へ相談し、次のような指示をいただきました。
◆午後3時ごろに行う治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部を10分間、両足首部・両膝部・腹部・腰部・左右こめかみ部(2号集光器使用)を各5分間照射。
◆寝る前に行う治療
3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部を10分間、ふくらはぎ部・両膝部・左右咽喉部(2号集光器使用)を各5分間照射。
光線照射を始めてしばらくすると、まず寝つきがよくなり、不眠症は解消しましたが、午後の不快感はなかなかよくなりませんでした。
その後、照射開始半年後からは、手足のしびれを感じなくなってきました。不整脈もほとんど出なくなり、主治医に「だいぶ調子がよくなりましたね」と言われました。
現在、光線療法を始めて4年ですが、薬の種類も半分になり、体調もよい状態が続いています。
PAGE TOP