ガングリオンの可視総合光線療法

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光線研究 第539号
ガングリオン
ガングリオンはガンとは全く関係のない良性の腫瘍です。
これは、関節包(関節をつつむ袋)や腱鞘(腱をつつむさや)に袋ができ、そこに関節や腱鞘から送り込まれた関節液や滑液が濃縮されて溜まりゼリー状となった腫瘍です。
手首、手背、足首、膝などの関節や腱にみられることが多く、一般的には痛みはないのですが、神経や血管を圧迫すると、痛みやしびれを伴う場合もあります。
また圧迫すると、つぶれてなくなることもあります。
痛みやしびれを伴う場合は、注射で内容物を抜きますが再発しやすく、繰り返す場合は、袋を取る手術をすることもあります。
可視総合光線療法
ガングリオンで、神経、血管を圧迫して、痛みやしびれがある場合は、光線療法の痛みやしびれを軽減させる作用で症状を緩和させます。
また、ゼリー状の内容物を排出・促進させる作用があるので、光線療法で縮小している例もあります。
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