S・Mさん55歳女性の頚部の痛みと手のしびれの光線療法
朝起きた時に頚部の痛みと多少のしびれ感があり、徐々に強くなってきてたんぽぽへ。
とりあえず、整形外科に行くように指示し、夕方に再来院。
病院では、頸椎のヘルニアの一歩手前と言われ、痛み止めと湿布で様子を見るように言われて来ました。
首を左右に動かせず、上下も無理な状態です。
筋肉の過緊張があり、手のしびれも朝よりも強くなっているとのこと。
光線照射では、痛みよりもしびれを優先して、3002-4008番を使って、両足裏部を当てながら、後頭部(1号集光器)30分間、頸椎下部(1号集光器)10分間、肩甲骨間部(1号集光器)10分間、左右の首すじ(2号集光器)各10分間、しびれのある右手、右前腕部に集光器なしで、全体的に照射。
照射した夜は、痛みでぐっすりとは眠れなかったようです。
10日間続けて光線を行い、やっと痛みが半分くらいになり、しびれ感も多少ましになったようでした。
さらに週に3回の光線照射を続けて、1ヵ月。しびれは治まりましたが、朝、起きる時の頚部の痛みが多少あるものの、日中は生活に支障なく過ごせるようになりました。
2ヵ月後、頚部の痛みは完全に取れました。
ケースバイケースの話ですが、筋肉の過緊張があるときは、炎症も伴っていることが多く、痛み止めやシップでも痛みが取れない場合があります。
筋肉の過緊張は寝違え(首の過緊張)、腰部脊柱管狭窄症(腰部の過緊張)、変形性膝関節症(太ももの過緊張)などでよく見られます。
病院の治療で早期に炎症を抑えるといいですが、光線療法も併用しての治療の場合は、痛みのある部位に長時間照射することがあります。
それでもなかなか痛みが簡単に取れない時もあります。本当に大丈夫かな?治るのかな?と不安になりますが、毎日1ヵ月間の光線療法を行えば、だいたいの筋肉の過緊張はなくなり、それに伴って痛みがやわらいでいきます。