S・Yさん77歳女性、手首の骨折のコウケントー光線療法

S・Yさん77歳女性、手首の骨折のコウケントー光線療法

手首の骨折でギプス固定をしている患者さんからのお問い合わせです。

①ギプス固定していても手のひらや手の甲など皮膚が出ている部分に光線照射をしていますがいいですか。

②また、何分くらい当てるといいですか。

③最後に、骨が早くくっ付きますか。

①ですが、ギプス固定をされていない部分に光線照射をしながら、可能な範囲で指を動かしてリハビリしてください。

②ですが、照射時間は、1回30分~60分。

③ですが、光線照射をしたからといって、骨癒合が劇的に早まることはありません。

骨折の患者さんが苦労しているのは、ギプス固定を外されて関節を動かすリハビリが辛いのです😢

ギプス固定によってカチカチになってしまった関節を元通りに動かせるようにするのは大変なんです。

骨折をしてギプス固定をされていても、光線を当てながら指を動かしていると、ギプスが外れた時に、意外にも関節のリハビリがスムーズにいくことが多いですよ。

治療用カーボンは、3001-4008番、浮腫んでいる時は、3002-4008番を使ってください。

ギプス固定が外れたら、患部に直接光線照射します。照射しながら手首を動かします。

後遺症を残さないためにも、頑張って当ててくださいね。

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