M・Mさん60歳男性、板前さんの頸椎症から左手のしびれのコウケントー光線治療
患者さんは料理人の方で、手のしびれを訴えて奥様の紹介で来院。
はじめてたんぽぽに見えたときは、猫背がひどく、首が前に出てアゴが突き出て、こりゃー首が痛くなるのも、手にしびれが出るのも当たり前の姿勢でした。
ずっと整形外科に通院していたそうですが、頸椎の手術を何度も勧められて通院をやめてしまったとか。
光線治療の目的は、こわばった首、肩、腰背部、腕の筋肉に光線照射を行い、筋肉を柔らかくすることです。
治療用カーボンは、3001-4008番と3002-4008番を交互に使いました。
両足裏部・両膝部・腹部・腰部・背部・頸椎下部(1号集光器)・後頭部(1号集光器)・左右の首すじ(1号集光器)を10分間~20分間照射。
仕事を早く切り上げてもらい、週に3回来てもらいました。そのくらい光線治療をしないと良くなりません。
20回目までは、とくに変化なし。
30回目で日中のしびれなし。首の痛みも和らぐ。
50回目でしびれ、首の痛みが消失。
60回目で、猫背が真っ直ぐになる。
現在は、月に2回の通院治療で、健康管理と再発防止。