S・Sさん60歳女性の乳癌術後の浸出液の光線照射
1ヵ月前に右乳房を全摘(リンパ節は温存)された方の光線治療相談を受けました。
乳癌術後は、胸に溜まった浸出液を定期的に注射で抜いているようで、光線を患部に当ててもいいですかという相談です。
もちろん、患部に当てても大丈夫ですが、まずは両足裏部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)の基本照射と、背正中部(1号集光器)右脇部(2号集光器)・患部(傷痕2号集光器)に照射。
基本照射は全部で40分間くらいにして、背正中部、右脇部、患部は各5~10分間照射。
治療用カーボンは、1000-4008番でOKです。
浸出液が出なくなりましたら、3001-4008番や3000-5000番に変更してもいいですよ。
今後ケアは、ご自宅で両足裏部・背中・患部の照射を中心に光線を行い、月に1度たんぽぽの6台全身同時照射を行って行く予定です。