T・Nさん58歳男性の胃癌術後の光線療法
彼は、会社の健診で胃癌が見つかり、胃の3分の2ほどを切除しました。
術後の体調は良くなく、体力の回復と健康を取り戻すために奥さんの紹介でたんぽぽへ。
癌ケアの光線療法では、いきなり全身には光線照射を行わず、足裏、膝、ふくらはぎなどの下半身のみに照射して様子を見ます。
各5分間程度の照射を1日1回から始めていき、2回、3回と増やします。
慣れてくれば、照射時間を5分➡10分、15分・・・・温まるまで当てて見る。
次のステップは、腹部・腰部・後頭部に各5分間照射していきます。
これも慣れてくれば5分から10分、15分と照射時間を増やしたり、1日の回数を増やします。
基本照射が出来るようになってくれば、だいたい1週間から1ヵ月で慣れますから、基本照射に患部照射を加えていきます。
基本照射と患部照射を合計40~60分間で行い、できれば1日2回くらいできるといいと思います。
こんな調子で、癌術後の光線療法を行っていったところ、彼は、3ヵ月後には食べれるようになり、不眠が解消し、体重も2kg増えました。
現在でも、仕事を続けています。またたんぽぽには、週に1度の通院治療を継続中です。