H・Sさん60歳女性の胃腸の可視総合光線療法
仕事のストレスから胃腸が悪く、よく腹痛や下痢をするそうです。
営業職と若手の育成の両方を任されている立場で、非常にストレスが多く、飲酒も増えているとのことです。
同じ職場の方からの紹介でたんぽぽに来院されました。
第一印象は、顔色が悪く、姿勢も猫背、くたびれている感じでした。
こういう場合は、初めから全身光線照射をしっかりと行うと、疲労感、倦怠感、頭痛、だるさ感、吐き気などの症状が出る可能性が高いので、下半身(両足裏部・両膝部・両足首部)のみに照射を行います。
光線照射後に、軽くマッサージをしてしばらく週に1~2回の通院をし、体に少しずつ刺激を与えて行きます。
患者観察として大切なのは、顔色や表情です。
通院2ヵ月目あたりから、姿勢や動き、そして顔色が良くなってきて、見た目に元気そうになってきたので、初めて全身照射を30分間行いました。
胃腸のある腹部は5分間、左右下腹部(1号集光器)で各5分間照射。
たんぽぽに通院されて1年間で、胃腸は良くなり腹痛や下痢は無くなり、体力がついて食欲旺盛、熟睡、快便になりました。