股関節の痛みにより、姿勢が崩れ、体の色々なところに痛みが出ることがあります。変形性股関節症は、場合によっては手術を行い、術後の回復に光線治療をおススメすることもあります。
光線研究 第601号 (転載許可済)
66歳 女性 変形性股関節症
出産してから半年後に左股関節に違和感を感じるようになりました。
しかし子育てや、復職の準備などで忙しく、また病院に行くのを面倒がり、股関節の違和感を放置していました。
職場では上履きの着用が義務づけられていましたが、サイズが小さく、履く時に無理な姿勢をとって違和感は段々増していきました。
時間ができた時は整体で治療を受けましたが、根本的な改善にはなりませんでした。
そのまま20年経ち、症状は徐々に悪くなり、10年ほど前からはイスから立ち上がるのが辛くなってしまい、歩くと痛みが出て、15分程度しか歩けなくなりました。
やむを得ず整形外科を受診したところ、病院の先生からは車いす生活になると言われ、人工骨頭置換術を勧められました。
しかし体内に異物を入れること、10年後にまた手術をしなければいけないなどのリスクがあるので、手術をなんとか回避したいと思い、知り合いに相談したところ、光線治療を紹介され、早速光線研究所附属診療所に伺いました。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番の組合せを使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・後大腿部・左股関節部横・左臀部(1号集光器)・左下腹部(1号集光器)を各10分間照射。
◆治療の経過
1回目の光線治療後、股関節の痛みが軽くなり、帰り道も歩きやすかったのには大変驚きました。
1回の治療で効果を実感したので自宅に治療器を用意し治療を行うことにしました。
このまま良くなることを願って2ヵ月間光線治療を行ったところ、左股関節の痛みは更に軽くなり、歩行できる時間も30分程度休まずに行えるようになりました。
ですが、日常生活で不便なのは変わりなかったので日頃様子を見ていた家族から手術をするようにお願いされ、手術を行うことにしました。
光線治療は手術後も行い傷口を良くすること、リハビリと一緒に光線をすることで筋力を保てている感じがあり、歩行もほとんど休まずスムーズに行えるようになりました。
手術をする様にアドバイスをもらい、術後の病状も良いのは光線研究所の先生のおかげと思っています。