打撲後のズキンズキンした嫌な痛みに可視総合光線療法

治療報告と症例集P93
72歳 女性
主人が職場の同僚に勧められて以来、光線療法とは20年以上の付き合いになります。
主人は5年前にガンで亡くなりましたが、光線療法のお陰で最期まで苦しむこともなく、穏やかな顔で一生を終えました。
日ごろからあわて者の私は、小さい傷やけがが絶えたことがなく、いつも光線療法でたちどころに痛みから解放されてきました。
このたびは、おでこを強打したときのことを報告いたします。
現在、私は自宅でスポーツ吹き矢の教室を開いていますが、その都度、部屋の中を片付けるのが大変な作業です。
その日も終了後、片づけていた物を戻そうと振り向いた途端、ドアのノブに右おでこの生え際を思い切りぶつけてしまいました。
頭がガーンと鐘を撞いたように響き、目の前は真っ白、頭全体がズキズキ痛み出しました。頭が割れたかとおでこに手を当ててみると、出血はないものの、ぶつけたところが縦に3cmぐらい凹んでいました。
恐る恐る鏡を見ると、眉毛まで腫れ上がり、右のおでこ中心にみるみる紫色に変わっていきました。
『救急車を呼ばなくてはならないかな』と思いつつ、いつものように光線療法を試してみることにしました。
早速、治療用カーボン3001-4008番をセットし、1号集光器を使って、おでこを中心に照射しました。
『治れ、治れ』と念じつつ、日焼けして赤くなるより、痛みをとりたい一心で、いつもよりずっと近づけて照射しました。
1時間ぐらいで頭痛が軽くなり、気持ちも落ち着いてきました。
そこで2号集光器に変更して、凹んだところを中心にさらに照射を続けました。1時間ほど照射すると、傷のズキズキ感が嘘のようになくなり、凹んだところも元通りになっていました。
その夜は痛みもなく、いつものように熟睡することができました。
翌朝、目覚めておでこをさわってみると、小さいこぶができていました。押すと少し痛みがあるものの、内出血の痕もきれいになくなっています。
朝食後、早速2号集光器で1時間照射しました。
夕方もう1時間照射したあと、もう一度おでこにさわってみましたが、すでにこぶも消え、痛みもなくなっていました。
今回もまた、光線療法に助けていただきました。光線療法に感謝、感謝です。
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