頭痛、のぼせ症、高血圧症での可視総合光線療法

実践治療 報告集P103
64歳 男性
50歳を過ぎたころから、健康診断で高血圧症を指摘され、降圧剤を服用していました。
数値はやや高め(150/90mmHgほど)でしたが、大きく変動することもなく安定していました。
60歳で定年退職してから、とくに何かに熱中することもなく、毎日を何となく過ごしてきました。
ところが、去年の春あたりから、からだに変調を感じるようになりました。最初に頭痛やのぼせが出てきました。
寝込むほどの痛みではありませんが、いつも頭が重くすっきりしませんでした。ときどき急に顔が熱くなり、暑さ寒さの季節にかかわらず、汗がよく出るようになりました。
病院で脳のMRI検査を受けましたが、脳には異常が認められませんでした。ただ、体重がやや多めなので、医師から程度な運動をするように勧められました。
すぐにスポーツクラブに入会し、からだを動かし始めました。しかし、日ごろ運動の習慣がなかった私は、かえって肩こりや腰痛になってしまいました。
からだを動かすたびに、「痛たたた!」「よっこらしょ」が口癖になりました。
情けない私の様子を見た長年の親友が、光線治療を勧めてくれたので、光線研究所附属診療所を受診しました。
光線研究所では、血行不良による手足の冷えと筋力低下を指摘されました。「光線照射で冷えを改善させ、新陳代謝を活発にすれば、筋力アップも行え、症状の改善も見られる」と説明を受けました。
光線治療をしてもらうと、からだが軽く感じられ、とても心地よい気分になりました。そこで、週に2日通院して治療を受けることにしました。
4回目の治療で、頭痛がなくなり、頭がすっきりしました。同時に腰痛もなくなり、かけ声なしでスムーズに動けるようになりました。
治療2ヵ月後には、のぼせもなくなり、目のしょぼつきや鼻の通りもよくなりました。血圧も140/85mmHgに下がり、体重も2kg減って70kgになりました。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-5000番。
照射部位・時間:両足裏部10分間照射、両足首部・両膝部・後頭部(1号集光器使用)・腹部・腰部・眼鼻部(1号集光器使用)を各5分間照射。
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