光線療法の疑問と不安にお答えします。

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たんぽぽのくさかべです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
自宅光線をされていると、普段とは違う、「反応」が出ることがあります。
また、このまま光線療法をし続けてもいいのか不安になることもあります。
そんな不安や疑問などに答えて行こうと思います。
①アトピー性皮膚炎の光線療法を自宅でしていて、最近、皮膚がぶつぶつといくつか盛り上がって浸出液が出てきたということです。
このまま光線療法を継続していってもいいか不安。
光線療法は、体内の残っている老廃物などが滞留していると、それを体外に出そうとします。
→光線療法の排膿作用、排出作用。
アトピー性皮膚炎に限らず、粉瘤、肛門周囲膿瘍などでも、排膿促進作用は見られることがあります。
このような体内に溜まった膿などは、出し切らないと治らないため、今まで通りに光線療法を行ってください。
その後は、かさぶたになり、肌が落ち着いてきます。
また、光線療法を続けていると、肌のターンオーバーを促進しますので、表皮がよく剥けますが、肌再生中ですから、根気に光線療法を行っていきましょう。
②足底筋膜炎の光線療法
土踏まずあたりの痛みが常にある場合には、まずは両足裏部を集光器を使用せずに全体に10分間照射します。
それから、痛みのある部位に、2号集光器を使用して、直接照射を行ってください。
足裏部は、皮膚が厚いので、慣れてくれば少しずつ照射時間を延ばして、2号集光器を使用して、60分間程度当てることもあります。
足底筋膜炎は、診断されたら出来るだけ早期に光線照射を取り入れてください。
早ければ早いほど治りも良いことがあります。
③肋骨骨折の痛み
転倒や時にはくしゃみでも骨折してしまう肋骨。
呼吸もつらいほどの痛みですが、光線療法をその日の内から行っても構いません。
2号集光器を使用して、患部(痛みのある部位)に20分間~30分間照射。
照射する前に、ワセリンなどを薄く塗ってから光線を行うと、その後ヒリヒリ感は出にくいです。
1日2回行うと、より効果的です。
④抗がん剤治療中に、口内炎や味覚障害。
口内炎などの口の中の光線照射を行う場合は、3号集光器(ガラス管)を使用します。
照射時間は、5分間。
口の中に5分間照射後は、ほっぺの外から2号集光器または3号集光器を使用して、10分間照射。
この時も、ほっぺには、薄くワセリンなど塗っておくとヒリヒリ感を抑えることができます。
1日2回でより効果的に作用します。
味覚障害も同じようにされるといいと思います。
また、手や足の指のしびれ感がある場合は、両足裏部・両足首部・腹部(5分間照射)・腰部・後頭部(5分間照射・1号集光器使用)を各10分間照射後に、しびれのある部位を2号集光器を使用して各5~10分間照射。
名古屋市にありますたんぽぽ鍼灸指圧接骨院は、ガンケア、からだの不調に光線療法をしております。
ご相談はいつでもご連絡ください。

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