胃潰瘍の可視総合光線療法
光線研究 第563号
胃潰瘍の可視総合光線療法
治療用カーボン:3001-4008番または1000-3001番を使用します。
照射部位:両足裏部・両足首部・両膝部を各5~10分間、背正中部を10分間、後頭部を5分間照射します。
痛みが強いときは上腹部や肩甲骨間部などの痛む部位を追加照射します。
まれに上腹部の照射で痛みが強くなる場合がありますが、このときは上腹部を中止し、背正中部や肩甲骨間部を長めに照射します。
なお両足裏部・両足首部・両膝部をしっかり照射して冷えを改善させることが重要になります。
両足裏部・両足首部・両膝部は集光器を使用せず、上腹部・背正中部・肩甲骨間部・後頭部は1号集光器を使用。
上腹部は2号集光器を使用する場合もあります。