たんぽぽ光線に坐骨神経痛でお越しになる女性の方で多いのは、魚の目、タコ、外反母趾、変形性膝関節症(O脚)。
男性の方で多いのは、ガニ股です。
外反母趾などで身体のバランスが崩れると、その歪みは必ずどこかに負担となって症状が出ます。
根本治療は病院で外反母趾、変形性膝関節症の治療を受けながら、場合によっては手術を受けることです。
コウケントー光線治療を行う場合は、痛みのある臀部だけではなく、外反母趾、変形膝、ガニ股の股関節部や大腿部外側部などへの光線照射を行いましょう。
治療用カーボンは、3001-4008番、3002-4008番、1000-3001番などを使用します。
77歳女性の方は、外反母趾がひどくて、左母趾が隣の指に乗っかかっている状態でした。また魚の目もあり、これは皮膚かで定期的に削ってもらっているとのことでした。
ある朝、起きた際に猛烈な左臀部の痛みがあり歩行が困難なくらいだったそうです。整形外科を受診して腰椎、股関節部など調べてもらったけれども異常はなく、坐骨神経痛で痛み止めを処方されただけでした。
外反母趾は治療されないのですか?と聞いたところ、手術はしたくないとのことです。
坐骨神経痛のコウケントー光線治療は、両足裏部・両足首部・両膝部・かかと部・臀部・腰部・肩甲骨間部・後頭部を照射。
光線治療後にマッサージでこわばった筋肉をしっかりとほぐします。
週2回~3回のたんぽぽ光線を4か月間受けて完全に臀部の痛みはなくなりましたが、完治ではないので週1回の通院治療は継続中です。
※体のどこかに痛みがある場合、そこを無意識にかばって生活をしているうちに痛みが蓄積されて、ある時突然痛みを発症します。
※痛みのある部分は普段から光線を当てたり、マッサージをしながらケアを行いましょう。