O・Kさん82歳男性、胃癌手術後のコウケントー光線治療。

O・Kさん82歳男性、胃癌手術後のコウケントー光線治療。

胃癌になり、手術で胃の4分の3を切除した。60㎏あった体重は50㎏まで落ちて体力がなくなり、体調は良くならず、外に出て歩きたい気持ちがあっても体が動かず家にいることが多くなったそうです。

そんなとき、奥様の知り合いからコウケントー光線治療を教えてもらい、たんぽぽを紹介されて来院されました。

顔色は悪く、何となく皮膚が黄色っぽいというか、声に張りがなく、弱々しい感じで何とかたんぽぽまでやっとの思いで来れましたというような状態でした。

手術後の回復力というのは、元々の身体の健康状態で決まりますから、健康状態が良い方は回復が早く、健康状態が悪い方は回復が遅いです。

こういう場合の光線治療はどうすればいいのか、O・Kさんは術後の回復が悪く、健康状態は良くないですから、3000-5000番を使って全身光線(基本照射のみ)を行うことにしました。

なぜ、3000-5000番をあえて使うかというと、健康促進ともう一つは、胃などの消化器系が悪い方は、心臓にも影響を及ぼしますので、3000番を使うんです。

体力がない方の光線治療は、ほんの少しの光線照射で十分です。

基本照射の両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・背正中部(←心臓)・後頭部または左右咽喉部を各5分間照射。

※たんぽぽ光線は両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部をまとめて15分、腹部・腰部・背正中部をまとめて10分、左右咽喉部を5分という当て方にしました。

※基本照射は全身の血行を良くして、代謝を高めて、体力の底上げをしますので、どんな手術後も基本照射を行うと回復が早くなります。また胃癌の光線治療は、鉄分・葉酸・ビタミンB12の吸収を促進します。

週に1回のたんぽぽ光線を1年間行い、1年後の定期検査では胃癌術後の異常はなく、肌の色つやは良くなり、元気いっぱいで、焼き肉を食べれるくらいに回復して体重は元の60㎏に戻り、現在は週に2回のグランドゴルフを楽しんでいます。

自宅での光線治療は面倒という事で、月に2回の通院を続けています。

PAGE TOP