たんぽぽにお越しになる加齢黄斑変性症の方は、病院治療で血行改善薬、レーザー治療(PDT)、抗VEGFの注射などを受けながら、プラスαでコウケントー光線治療も受けています。
目のコウケントー光線治療は、目を当てるだけではあまり効果が出ません。
目に繋がっている血管は、大動脈から段々と細くなった毛細血管が目に届いてるわけです。
体全体の血管が動脈硬化であれば、目の血管も動脈硬化を起こしているので、毛細血管が破裂して目が充血します。
なので、目の症状を改善した時は、面倒ですが体の基本照射がとても重要になってきます。
ひたすらに基本照射を行うと、血管年齢が若返ります。実年齢よりも10歳以上も血管が若返ります。
※病院で血管年齢を調べてもらうことができます。
体全体の血管が若くなれば、当然、目の血管も若くなるので、網膜の血流が良くなり、目の老廃物が代謝され、新生血管ができにくくなり、歪みが軽くなり、目の健康を保つことができます。
体のこわばり、疲れ、冷えがあると目に影響しますから、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部の基本照射を週に1回でもいいから行うことです。
普段は両足裏部と目だけでもいいです。
目の疾患のコウケントー光線治療は、まず体全体は3001-4008番、3002-5000番、3000-5000番などを使います。
目のカーボンは、3001-5000番、3001-4008番、それ以外に3005-5000番や3001-5003番を使います。
治る治らないではなくて、ずっとケアしていかなくてはいけないのです。
たんぽぽの患者さんは、月に1回~2回のペースで来院して全身6台光線を受けながら、自宅では目の照射のみ行っている場合が多いです。
「目の治療は、全身治療を行う」がコウケントー光線治療の鉄則です。