たんぽぽにお越しになられる患者さんの半数近くは癌ケアです。
ご家族の方に付き添われて来院します。
患者さんは背中が痛い、腰が痛い、肩が痛いなど痛みを訴えるのですが、自宅でコウケントー光線治療を行う時、「痛いところにはどれだけでも当ててください」と言います。
なぜなら、痛みがあると食欲が湧かないからです。食べられないと体力が付かないので回復力が落ちます。
病院治療も継続できなくなることもあります。
なので基本照射で体調を整えたら、あとは痛みのある部分を1号集光器または2号集光器を使ってどれだけでも当ててください。(咽喉部の癌の場合は3号集光器を使います。)
治療用カーボンは1000-4008番、1000-5000番、1000-3001番、3001-4008番などを使います。
光線療法で出来る限り痛みを楽にしてあげると食欲が出てきます。コウケントー光線で食べられるようにしてあげてください。お肉も積極的に食べましょう。
病院治療と併用してコウケントー光線療法を継続していくと、白血球・ヘモグロビン・好中球・リンパ球・アルブミン・血中タンパクなどが増加していきます。
体力が付いて健康状態が上向いてくれば、1日中当てても大丈夫です。