77歳女性、円形脱毛症のコウケントー光線治療。

77歳女性、円形脱毛症のコウケントー光線治療。

「たんぽぽ先生~~!後頭部のところに急に円形脱毛症ができちゃったー」と来院された患者さん。

どれどれ診て見ましょうと綺麗な円形脱毛症がありました。

病院で育毛剤と塗り薬を処方されて塗っていたら、かぶれちゃって😢⇩

コウケントー光線治療も併用して行いたいので、よろしくお願いしまーすとのことです。

元々は脊柱管狭窄症のコウケントー光線治療をされている方ですが、脊柱管狭窄症の光線と併せて円形脱毛症の光線をしていきます。

円形脱毛症は3001-3002番、3001-3001番、3002-3002番、かぶれがある時は3001-5000番、痒みがある時は3001-3009番又は3001-3003番などを使います。

今回は、円形脱毛症がかぶれて痒みもあるので、3001-3003番を使います。

照射部位は、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・臀部・後頭部を合計40分間照射。

※自宅に光線治療器を1台持っている方で、自宅でもセルフケアをしてもらいます。自宅では脊柱管狭窄症の光線を3001-4008番で行っているので、カーボンはそのまま3001-4008番を使って腰部の照射のあとに追加照射で円形脱毛症の部分を当てます。

※ここで皆さんに知って欲しい事は、脱毛症のコウケントー光線治療を始めるとなぜか脱毛部分が広がることがあります。毛がたくさん抜けることがあります。びっくりしないで、そのまま毎日当て続けてください。

すると、今度は産毛が生えてきて、それが次第に黒い髪が生えてくるようになります。やったーと思ったのも束の間、また毛が抜けてきて、しばらく根気にコウケントー光線を当てていると、また黒い髪が生えてきます。

今度は、しっかりと生えてきますから、心配無用です。そんなこんなで、脱毛のコウケントー光線治療は1年またはそれ以上の時間がかかりますから、毎日根気に光線照射を行ってくださいね。

※一旦脱毛症のコウケントー光線治療を休んでしまうと、不思議と円形脱毛症が良くなりません。治す力が止まってしまいますので、脱毛症の光線治療を始めたら、治るまで1日も休まないようにしましょう。

身体にこわばりがあり、肩こり腰痛などのある方は、日頃からほぐして体を柔らかくしておくといいですよ。

円形脱毛症を必要以上に気にしないことが大切ですよ。トニックケアは病院治療以外はあまり行わずに、コウケントー光線を当てて自然に任せましょう。

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