今までにめまいを一度も起こしたことがなかったのに、ヨガ教室でいつもの通りにヨガを楽しんでいたら目が回転して気分が悪くなり、その場で横になって安静にしていたら治まったそうです。
翌日に病院を受診して脳と頚髄を調べてもらい1週間後に結果は聞きにいったが異常はないと言われた。それで耳鼻科も受診したが問題はなく、先生から耳石かなぁと言われた。めまいのお薬と耳石体操(エプリー法)を教えてもらって帰ったそうです。
めまいが起こった時から、まためまいが起きたらと不安になり、自宅にある光線器で何とかならないかと相談と光線治療を兼ねてたんぽぽに来院されました。
実際にお会いして少し猫背気味で、首こり・肩こり・背中こり・胸こりがあり、耳石以外にも身体のこわばりも血流を悪くしてめまいの症状が出現した原因もあるのかなと思いました。
それと、骨密度が同年齢比較で88%というのも気になりました。骨密度が低いと耳石が剥がれる原因にもなりますから。
60代女性のコウケントー光線治療の目的は、
①光線治療で体全体のこわばりを取って血流を良くすること。
②1年間しっかりとたんぽぽ光線を当てて、骨密度をアップさせること。
めまいやふらつきの症状を診るのではなくて、身体全体を診ることが大切です。
たんぽぽ光線は、
①上向きで、両足裏部と左右咽喉部を光線照射。
②横向きで、両足裏部・両膝部・両膝裏部・腹部・腰部・後頭部を光線照射。
③光線照射後にマッサージで筋肉をほぐす。
毎週1回のたんぽぽ光線を1年2か月継続した結果、その間はまめいやふらつきは起きず、骨密度は88%➡102%にアップ。
コウケントー光線治療を継続して、冷えがなくなり、身体のこりは柔らかくなり、ヨガを1時間すると汗が噴き出すようになったそうです。
食欲旺盛で、便通は毎日あり、よく眠れる、疲れにくくなり体力が上がったようです。
※めまいやふらつきの症状がある場合は、耳部や頭部の光線照射をしがちですが、基本照射を徹底すると良い方向に行くでしょう。
※耳石によるめまいやふらつきの光線治療では、カーボンは3001-4008番が良いです。

