I・Oさん80歳男性、糖尿病性壊疽のコウケントー光線治療
血行不良から段々と皮膚が潰瘍を起こし、そこから感染、細胞壊死が始まり、最終的には足首の切断、膝から下の切断、足の付け根から切断となってしまいます。
まだ、真っ黒くなっていなければ、コウケントー光線治療で肉芽組織を作り、再生させることが可能です。
上記↑はまだ何とか光線照射を行っていけば、少しずつですが、きれいな元の状態に戻すことは出来ると思います。
皮膚がない状態では、細菌感染を起こしますので消毒が必要になりますが、消毒をし過ぎると、逆に傷口は段々と大きくなり、なかなか治りにくくなります。
潰瘍や壊疽のコウケントーカーボンは、3001-5000番、3001-4008番などを使います。
血行不良が著しいので、初めから長く光線照射を行うと、激痛が起こります。(血管に血液が流れていない状態から血流をよく促すために血管が拡張しようとして血管運動神経を強く刺激するため)
初めは、両足裏部10分間、両足首部5分間、両膝部5分間、ふくらはぎ部5分間、そして最後に患部を10分間。
これを朝と昼と夜(または朝と夜)の3回ないし2回を行うこと。
1週間ごとに各部位を5分間ずつ増やしていくといいでしょう。
※完全に壊死を起こした場合でも、光線照射を1日10時間以上を3ヵ月間行うと、自然に壊死した部分と生きている部分がきれいに分かれて、壊死した部分が自然に取れます↓