飛蚊症の症状に光線療法

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可視総合光線療法 理論と治験P211
① 飛蚊症 60歳 女性
55歳頃から腰痛と下肢痛があり、いろいろな治療を受けたが治らなかったので光線研究所附属診療所を受診したことがあった。
光線治療により、腰痛と下肢痛は改善したが、その後飛蚊症がみられるようになり、再び光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3001-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両膝部・腰部・左右下腹部・腰上部・後頭部・眼鼻部・肝臓部を各5分間照射。
治療の経過
光線治療を1年半くらい続けたところ飛蚊症は軽くなり、小さな点が少し残っている程度となって、煩わしさはなくなった。
その後は、下肢の治療を中心に光線療法を続けている。
②飛蚊症 57歳 女性
膝に水がたまり正座ができなかった。
飛蚊症は眼科検査では、特別な異常はなかったが、両眼に症状があり、特に右眼に症状が強く、うっとうしさが強かった。
飛蚊症と膝痛のため光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両膝部を各10分間照射、腰部・肝臓部・左右咽喉部を各5分間、眼鼻部を5分間照射。
治療の経過
3ヵ月間の治療で膝痛は軽くなり、飛蚊症は大きいものは消失し、小さいものがいくつか残っている程度になった。
治療8カ月後の時点では、膝と下肢の痛みもかなり改善した。
飛蚊症は小さいものがまだ2つみられるので治療を続けている。
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