光線研究 第491号
68歳 女性 顎関節症
◆症状の経過
右頬から顎にかけて痛みが現れた。
しだいに、痛みが強くなったため病院で検査を受け、左右の顎関節症と診断された。
症状は右側に強く現れていた。
首を左側に曲げると痛みが起こった。
また、顎を押したり、話したり食事のときも痛みが起こった。
口を開けると痛むため、笑うこと、長く話すことも控えていた。
食事はなるべく柔らかいものにしたが、量が十分にとれず体重が44kgまで減った。
病院と鍼灸院へ約3ヵ月間通ったが、著効がみられなかった。
困りはてていたところ、友人から光線治療を強く勧められて光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部10~20分間・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)・左右咽喉部(2号集光器)は各5分間・左右耳下腺部(2号集光器)10~20分間を照射。
◆治療の経過
光線治療3回目で、痛みが緩和し、口の開き具合が少し改善した。
約2週間の光線治療で普通に口を開けることができ、大声で笑ったり、食事を普通にすることができるようになった。
また、首を左へ曲げても回旋させても全く痛みがなくなった。
しかし大きなあくびは何となく心配で注意をしていた。
その後、3ヵ月経過したが、顎関節の症状は全く現れていない。
体重も元の48kgに戻った。