非結核性肺抗酸菌症に可視総合光線療法
可視総合光線療法 実践治療報告集P155
非結核性肺抗酸菌症が改善、進行もない 70歳 女性
60歳のとき、風邪のあとに咳が長引いたので検査を受け、「非結核性肺抗酸菌症」との診断を受けました。
結核の親戚の菌で、なかなかしつこくて治らない病気と説明を受けました。
結核ではないと聞いてほっとしましたが、なかなか治らない病気と聞いてびっくりしました。
とりあえず、病院で肺の洗浄をしてもらうと、咳が止まったので、そのままになっていました。
しばらくは症状が出なかったのですが、5年経ったころに痰が増えてきて、階段では息が切れ、また、夕方にはとっても疲れるようになりました。
そこで、久しぶりに病院の検査を受けました。
非結核性肺抗酸菌症が少し進んでいましたが、薬なしで、そのまま様子を見ることになりました。
それでは、自分の体力や免疫力をつけるしかないと思っていたところ、姉に光線照射を勧められ、光線研究所附属診療所を受診しました。
光線研究所附属診療所の先生にも、「光線治療で治すことはむずかしい病気ですが、症状を軽減したり、進行を抑えるのにはよいでしょう」と言われ、自宅治療の指導を受けました。
早速、治療器を求め、自宅治療を始めました。
最初のうちは、治療をするととてもくたびれるので、1日か2日おきに治療をしていました。
1ヵ月を過ぎるころから、くたびれることもなくなり、痰も少なくなってきました。
しかし、階段での息切れはなかなかよくなりませんでした。
根気よく光線照射を続けたところ、治療3年で息切れもなくなってきました。
昨年、治療用カーボンのストックを切らして、しばらく光線照射を行わずにいたら、また咳や痰が出るようになりました。
病院の薬を服用しましたが、食欲が落ちて、全身に湿疹も出て、大変な思いをしました。
薬の怖さを知り、再び光線照射をしっかり続けています。
光線治療を続けると、咳や痰も治まります。
現在、発症して10年が経ちました。
半年ごとに肺のレントゲン撮影を行っていますが、非結核性肺抗酸菌症の進行はないようで、うれしく思っています。
これも光線療法のお蔭と感謝しております。
光線治療
治療用カーボン:3000-5000番。
照射部位・時間:両足裏部・肩甲骨間部を各10分間照射、両足首部・両膝部・左右咽喉部を各5分間照射。
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