関節リウマチの可視総合光線療法
可視総合光線療法 理論と治験P142
関節リウマチは、原因についてなお不明な点が多く、慢性に経過し、治癒させる薬もありません。
こういった現状の中では、可視総合光線療法による治療が最も適している病気の一つといってもよいでしょう。
この病気は女性に多く、女性ホルモンとの関係が考えられます。
妊娠、出産などが誘因となって発病したり、悪化したりすることが少なくありません。
可視総合光線療法は、このような体内の複雑な変化や体調を整えることを基本とする治療法で、関節リウマチの治療ともなります。
早い時期の光線治療開始であれば、かなりの回復が期待できますし、からだを丈夫に保つことにもなります。
治療用カーボン:3001-4008番、または3001-5003番、4001-6008番を用います。
光線照射部位:両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号または2号集光器使用)・左右咽喉部(2号集光器使用)に照射するとともに、痛む関節への集光器を使用して照射します。
関節リウマチの光線治療上の注意は、初期は体調を整えるという意味から長時間照射を避け、40分間を超えない程度とします。
治療初期に陽性反応つまり痛みが増すことが少なくありません。
しかし、これは経過とともに消失しますのであせらず辛抱強く治療することが大切です。
症状が軽快しても無理は控え、日常生活にも引き続き注意して可視総合光線療法を継続することが大切です。
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光線治療器や治療用カーボンの販売も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。