薬剤性肝炎と視力障害にコウケントー光線治療

光線研究 第496号 (転載許可済)
59歳 女性 薬剤性肝炎と視力障害
◆症状の経過
58歳時、常用していた疲労回復薬が原因で薬剤性の急性肝炎を起こし、発熱、黄疸も出て2週間入院した。
GOT・GPTは一時200~300まで上昇し、退院後は正常になったが、疲労感が強く、からだに力が入らず、さらに視力障害もみられた。
コウケントー光線治療器を所有していたので、光線研究所附属診療所の指導で光線治療を開始した。
◆コウケントー光線治療
1000-3001番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・肝臓部(2号集光器)・背正中部(1号集光器)を各10分間、両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各5分間照射した。
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◆治療の経過
光線治療3ヵ月間で疲労感は解消した。
雲がかかったような視力障害もなくなり、すっきり見えるようになった。
※光線研究所の解説
肝臓は、食事で摂取したビタミン・ミネラルを貯蔵し、また必要に応じてそれらを全身に運ぶタンパク質を合成します。
この肝臓の働きが低下するとビタミン欠乏症のような症状を起こすことがあります。
ビタミンA不足は、眼、皮膚、粘膜が弱くなり、鉄分不足は貧血になります。
一般に、眼に対する光線治療では肝臓部も照射することがありますが、本治験例から内臓機能、とくに肝機能と眼の異常が密接に関連していることが理解できます。
なお、本例では眼に対する直接照射はしないのにもかかわらず、肝臓治療による間接的な効果により視力は回復しています。
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