膝痛の緩和に可視総合光線療法
可視総合光線療法 治療報告と症例集 P66
老化現象と言われた膝の関節痛が改善した 69歳 男性
2年前から左右の膝の関節痛でずっと悩まされていました。
病院の整形外科で検査を受けたところ、「老化現象で仕方がありません」と言われました。
痛みは季節に関係なく一年中あり、とくに冬の寒い日は症状が強くなり、歩行が困難でつらい思いをしていました。
階段の昇り降りは手すりでやっと、立ち上がるときや座るときも何かにつかまらないとできません。
しゃがむ姿勢の和式トイレもつらく、平らな道も休み休みゆっくり歩く状態でした。
とくにひどいときは、じっとしていても痛みが起こることがありました。
以前、皮膚病が光線療法でよくなったことがあったので、膝にも効くと思い、光線研究所附属診療所へ相談しました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・右膝部・左膝部を各10分間、腹部・腰部・後頭部を各5分間照射しました。
光線照射1カ月後、安静時の膝痛はなくなり、椅子から立ち上げるのもスムーズになりました。
照射2ヵ月後、ゆっくりなら手すりを使わず階段を昇れるようになり、起き上がり時や座るときも楽になりました。
平らな道なら早歩きも可能となりました。
照射3カ月後、坂道も楽に歩け、とくにつらかった階段の下りも手すりにつかまる必要がなくなりました。
膝痛で苦しんでいるときは、正座ができるようになるなんて、まったく考えられませんでしたが、正座も10分でも20分でも座り続けることができるようになりました。
これで完治したといってよいと思います。
この機会に、ときどき行っていたウォーキングを筋力アップ訓練を兼ねて再開しました。
光線研究所附属診療所の先生に言われたように、急いで治そうとせず、焦らずゆっくりと継続することがよい結果を招いたと思います。
これからも調子がよいときも油断せず、膝痛再発予防、糖尿病の進行予防、健康維持のために、光線療法を継続していくつもりです。
光線療法と光線研究所附属診療所の先生には、心から感謝しています。