腰部脊柱管狭窄症糖尿病性神経障害に可視総合光線療法

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腰部脊柱管狭窄症と糖尿病性神経障害のしびれ 70歳 女性
50歳時、健康診断で糖尿病と診断され、経口剤を服用しても血糖値が下がらず、60歳時よりインスリン注射を始めた。
その後、血糖値は高値安定の状態であった。
68歳頃より左右足底に違和感を感じ、その後半年位で足趾にしびれを感じるようになり、糖尿病性神経障害と診断された。
昨年から足首の上部までしびれるようになり歩行が不安定になってきた。
また、以前から慢性的な腰痛があったが、最近歩行中に右下肢に痛みとしびれが出現し、整形外科で腰部脊柱管狭窄症と診断された。
友人の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3002-4008番の治療用カーボンを使用し、4台の治療器で両足裏部・両足首部・腓腹筋部・腰部を15分間、次に両足裏部・両膝部・腹部・腰部を15分間照射した。
治療の経過
1週間に2回通院治療を行い、治療5回目(3週間後)より夜間に下肢のしびれで目覚めることがなくなった。
治療15回目(2ヵ月後)には休まず800m位歩けるようになった。
夜間も下肢のしびれを感じることはなくなったが、足首から足趾のしびれはとれず、歩行時に踏ん張りがきかず歩行が不安定な状態は続いていた。
治療用カーボンを1000-4002番に変更し、左右大腿部と下腿部の外側を追加照射した。
治療30回目(4カ月後)には足首から足趾のしびれを感じない時間が増え、歩行時の違和感もなくなった。
血行状態をあらわす血管推定年齢も65歳(初診時)から45歳相当(4カ月後)に改善した。
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