脊椎症で後ろ足が動かなくなった愛犬の光線照射方法
光線療法は動物にも非常に有益な治療となるのでどんどん当ててあげて、元気になってもらいましょう。
今回は、背骨を悪くして後ろ足が動かなくなった老犬の光線照射です。
保健衛生上、接骨院内では動物の光線治療は出来ないため、ご自宅に光線治療器を用意して頂き、光線治療を行って頂きました。
お腹側、背中側、後ろ足と集光器を使用せずに大きく照射するように指導しました。
初めからジッと寝そべって大人しく当たっていたようです。
3ヵ月間ほど毎日光線照射をされていたら、後ろ足に力が入るようになり、4~5歩歩ける様になったそうです。
動物は疑う心を持っていませんから、素直に光線治療を受け入れます。なので、治療効果を抜群に発揮することが多いんです。
1年2ヵ月経った現在では、家の前をゆっくりと歩けるまでになり、食欲も出て体重も少し増えて元気になったそうです。
治療用カーボンは3002-4008番を使用。照射時間は1か所約20~30分間で、合計60分間。1日2回の光線治療。