胸椎黄色靭帯骨化症・腰部脊柱管狭窄症の可視総合光線療法

腰部脊柱管狭窄症やすべり症で痺れや痛みを抱えて来る患者様は多くいます。
たんぽぽでは、何とか手術をせずに経過良好な脊柱管狭窄症の方が多く見えます。
こわばった筋肉を温め、柔らかくして神経や血管や背骨の圧迫を改善する光線療法は非常に有効な手段と言えます。
光線研究 第593号 (転載許可済)
89歳 男性 胸椎黄色靭帯骨化症・腰部脊柱管狭窄症
◆症状の経過
40歳頃より気管支炎を繰り返していた。
春、秋には喘鳴、咳、痰が多かった。
喘息の診断で投薬を受けていた。
54歳時、友人の紹介で光線研究所附属診療所を受診し光線治療を開始。
その後光線治療で喘息発作は出なくなった。
80歳時、左下肢痛、跛行が出現、整形外科で腰部脊柱管狭窄症と診断され投薬を受けた。
光線治療の確認のため光線研究所附属診療所を再診した。
◆光線治療
治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・後大腿部・腰部・腰上部(1号集光器)を各10分間、腹部・後頭部(1号集光器)を各5分間照射。
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◆治療の経過
自宅で毎日治療した。
治療により左下肢痛は軽減していたが、その後の検査で胸椎黄色靭帯骨化症が判明したので症状の進行予防のため81歳時に手術を受けた。
術後は腰痛、左下肢痛が出て、光線治療中にもかかわらず徐々に痛みが増強したので、82歳時狭窄症の手術を受けた。
術後は一時腰痛、左下肢痛は軽快したが、1カ月後再び痛みが出てきた。
治療用カーボンを1000-3001番に変更して治療を続けた。
その後光線治療で腰痛、左下肢痛は楽になり悪化することはなかった。
現在89歳で元気にしている。
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