経過観察中の子宮頚ガンの光線治療

光線研究 第493号 (転載許可済)
63歳 女性 子宮頚ガン経過観察中
63歳時、子宮頸ガン検診でクラスⅢaと判定、2ヵ月毎の経過観察といわれ、これより光線治療を始めた。
治療用カーボンは1000-3001番を使用し、両足裏部・両膝部・腰部を各10分間、左右下腹部(1号集光器)各5分間、陰部(2号集光器)5分間、後頭部(1号集光器)5分間照射を行った。
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治療3ヵ月で細胞診はクラスⅢaとⅡの中間でよい方向に向かっていた。
その後も光線治療を続け、足が温まり、寝付きもよくなり、治療9か月で細胞診はクラスⅡのままで安定した。
担当医は不思議そうにしていた。
治療5年目の現在、細胞診はクラスⅡで安定。
※細胞診Ⅲの場合は光線治療中であっても、2~3ヵ月毎に必ず再検を受けて経過を慎重に観察しなければなりません。
再検により手術などの治療が必要になった場合は病院の治療を受けます。
光線治療は術後の体調管理、再発予防を目的に退院後から再開するとよろしいでしょう。
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