癌術後のコウケントー光線治療で熱が出るのですが、どうすればいいですか?

癌術後のコウケントー光線治療で熱が出るのですが、どうすればいいですか?

熱が出たり、炎症が起こったり、下痢をしたり、発汗したりなどは体の抗病力が高まっている証拠ですが、それが続くと辛いですよね。

癌ケアにコウケントー光線治療を活用されている方の中には、光線照射後に発熱をする方も見えます。特に光線を始めて間もない頃に発熱や炎症などの症状が出やすいです。

ではどうすればいいのか。

まず、治療用カーボンは3001-5000番や3002-5000番の優しめのカーボンを使います。

次に照射部位ですが、光線治療後に発熱を繰り返す場合は、左右咽喉部(首筋の横)と両足裏部の3か所を各5分間と両足裏部・腹部・腰部の3か所を各5分間を1日おきに当てます。1日1回。

こういう風に当てていくと、全身の血流を良くなり、体力を付いてきて、抗病力や免疫力などを底上げしていきます。

1か月位過ぎたあたりから、光線照射後に発熱することが非常に少なくなります。

そしたら、治療用カーボンを1000-4008番に変更して(または1000-5000番でもOK)、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腹部・腰部・後頭部または左右咽喉部の基本照射をしっかりと行います。各5分間。

基本照射後に患部照射を5分間行います。(適宜延長していきます。)

光線治療を行うと症状が出る方は、体が光線に慣れるまでの流れを作るといいと思います。

ご参考にしてください。

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