水虫に可視総合光線療法

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可視総合光線療法 理論と治験P187
水虫 62歳 男性
症状の経過
長年足と手の水虫に悩まされていた。
特に春から夏にかけて症状がひどくなり、かゆみでイライラして睡眠不足になることが多かった。
症状は足趾と手指3~4指間に広がっていた。
皮膚科で塗布薬と内服薬を処方されたが効果がなかった。
腰痛や肩こりもあったので光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・患部を各20分間、両足首部・両膝部・腰部・左右咽喉部・後頭部を各5分間照射。
2ヵ月目より患部のみ治療用カーボン4000-4009番に変更し照射。
治療の経過
治療開始後まもなくかゆみが少しずつ軽減し、睡眠がとれるようになり、2ヵ月後患部の赤みも薄くなってきた。
まだかゆみがみられるため治療用カーボンを変更した。
治療3ヵ月後皮膚の赤みもとれ、かゆみもほとんどなくなった。
例年なら、水虫の症状が悪化する時期でも、足趾にかゆみが多少みられる程度までに改善した。
その後も継続治療を根気よく行っている。
腰痛や肩こりも光線治療により症状が軽くなっている。
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