急性肛門周囲膿瘍は1日中コウケントー光線照射で膿を出し切るまで当てる。
50歳男性の方が、肛門周囲膿瘍でたんぽぽ光線の体験と自宅治療方法を兼ねて来院。
彼の知人で同じ病気で手術をした方がいたそうです。しかし、未だに肛門周囲膿瘍に悩まされているのを見て、出来れば光線治療で治したいということです。
自宅では3001-4008番を使って両足裏部・両膝部・腹部・腰部、そしてお尻部分に各10分間の照射。
その程度の照射では、全く効果がない事を説明しました。
仕事は定時に帰られるとの事でしたから、毎日自宅でお尻部分に1号集光器で、4時間~5時間当てることをアドバイスしました。
治療用カーボンは1000-3001番を使うように言いました。
腫れた部分が自壊するまで当てて、自壊して膿が出ても当て続けるように言いました。
膿を出し切ると血液が出てきますが、さらに当て続けますと、また膿が出てくることがほとんどです。
2回目(ないしは3回目)の膿を出し切ると腫れがなくなり、傷口がキレイに塞がり治ります。
ここまで約2ヵ月です。毎日4時間~5時間です。
このくらいの覚悟を持って光線治療を行えば、よい結果が出ますよ。
※実際は、下着を下ろして素肌に直接当てます。