変形性頚椎症からくる「しびれ」「痛み」などに可視総合光線療法

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可視総合光線療法 理論と治験P169
57歳 女性
症状の経過
2ヵ月前より背中が硬くなり、頸から手先までしびれがみられた。
特に左肩甲骨周辺の痛みが強く、変形性頚椎症と診断された。
整形外科での治療では改善がみられず、また頑固な片頭痛(右側)もあった。
光線治療
3002-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部15分間、両膝部・腰部・頸椎下部・左肩甲骨部を各10分間、左右下腹部・左後肘部・左肩部・左右咽喉部を各5分間照射。
治療の経過
初診時は左肩甲骨部や後頸部の筋肉が異常に盛り上がっていた。
治療1週間前後で片頭痛は午後には楽になり、しびれも軽減した。
1ヵ月間で左肩甲骨部や後頚部の痛みは9割方改善し、片頭痛は完治した。
3ヵ月目には背中の痛み、しびれは完治し、便秘、不眠もなくなり、硬かった筋肉も柔軟になった。
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