スポーツ外傷や日常生活のケガに可視総合光線療法

お問い合わせを頂きました急性外傷の炎症・腫れ・痛みの光線療法
たんぽぽのくさかべです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
今日は、捻挫・打撲・挫傷(肉離れの手前のようなもの)で、患部の炎症、腫れ、痛みが強い時に光線照射をしてもよいのでしょうか?というお問い合わせです。
結論から先の言いますと、ケガをされた当日から光線照射を行っても構いません。
光線療法の深部温熱作用は、その他の温熱療法とは違い、ただ温めるものではなく、損傷した組織の新陳代謝を活発にして、ケガの修復を早める作用が非常に強いです。
ケガをして、炎症や腫れが起こると二次的低酸素障害や二次的酵素性損傷を引き起こし、冷やしたままでいると逆に患部の治りを遅らせてしまいます。
たんぽぽの臨床現場では、通常、患部に対して2~3時間の光線照射を行っています。こうすることで、患部周辺の正常な組織に充分な血液を送り、低酸素障害を予防し、また、酵素による正常細胞の損傷を防ぎ、損傷した組織のみをアポトーシスできるHSP(ヒートショックプロテイン)の産生を促します。
また、光線照射による血流の増大は、必要以上に膨れた血腫を素早く吸収させ、そののちに起こるであろう知覚障害や運動障害(とくに打撲)を予防していきます。
実際に、光線照射を行うとどうなるかを説明しますと、患部の炎症、腫れ、痛みが光線を始めてしばらくすると、だんだんと「痛み」が強くなってきます。30分~40分もしてくると、もっと痛みが強くなってきます。
とにかく辛抱して痛みを我慢してください。約1時間位で、今度は少しづつ「痛み」が和らいでいきます。
「コツ」は、痛みが和らぐまで当て続けることです。次の日も、同じように痛みが強くなり、次第に和らぐまで行ってください。
早い方は、3~4回で痛み出す時間が速くなり、痛みが和らぐまでが短くなってきます。光線照射を行って、痛みがでなくなり、腫れがなくなっても、しばらく(出来れば1週間)は光線照射を40分間位行って頂くとよいでしょう。
治療用カーボンは、4008-3001番を使用します。場合によっては、5000-3001番や3001-3002番を使用することもあります。
心配な方や光線療法のやり方などわからない事はこちらまでいつでもご相談ください。
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