変形性膝関節症の可視総合光線療法

実践治療報告集P75
52歳 女性
DSC_1908.jpg
私は、高校の教師です。長年卓球部の顧問をしていますが、10年ほど前に、卓球の練習中に隣の卓球台の生徒とぶつかり、右膝を強打しました。
一時は歩けないほどの痛みでしたが、整形外科では「骨には異常がない」との診断でした。整骨院に約半年通院したところ、ずい分痛みがやわらぎ、卓球の練習も無理のない程度に始めていました。
しかし、毎年、冬になると右膝の痛みが出て、卓球にも日常生活にも影響が出ていました。しかし何とか過ごしていましたが、数年前から親の介護が始まったことで、膝痛や膝裏の張り感が増してきました。
ひどい日は、立っているだけでもつらく、椅子に座って部活指導をしていました。膝を曲げられなくなり、バスや電車では仕方なく立っていました。
2ヵ月ほど前からは、膝痛で夜に何度も目が覚めるようになり、別の整形外科で検査したところ、変形性膝関節症と診断されました。
しばらく痛み止めの注射と薬の服用を続けましたが、あまり効果はありません。
好きな卓球もやめ、部活動の顧問辞退も考えていたところ、教師仲間の一人から光線治療を強く勧められ、光線研究所附属診療所を受診しました。
自宅から東京の診療所への通院は遠くて大変でしたが、週1回通院しました。治療を受けた最初の晩、うずくような痛みが出ましたが、翌日、うずくような痛みは消えました。
3ヵ月で、膝裏の突っ張り感がなくなり、右膝痛がだいぶ改善し、膝の動きがよくなってきました。夜間の膝痛がほぼなくなり、休んでいた卓球の練習を再開しました。
膝の曲げ伸ばした立ち座り時の痛みがなくなり、一日中歩いても、卓球の遠征で長くバスに乗っても、全く問題がなくなりました。
練習がしっかりできるようになったので、先日行われた卓球の大会で優勝することができました。これも、光線治療の紹介者と光線研究所附属診療所の先生方のお陰です。心より感謝しています。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・両膝部・両膝裏部を各10分間照射、腹部・腰部・右膝部(1号集光器使用)を各5分間照射。
PAGE TOP