坐骨神経痛は腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの持病をお持ちの方だけでなく、普段の生活でもよく起こります。
今回は、持病による坐骨神経痛のコウケントー照射、普段の生活による坐骨神経痛のコウケントー照射についてです。
①腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの手術後、またはブロック注射などの治療中に坐骨神経痛が残っている時のコウケントー光線治療は、治療用カーボン1000-3001番、1000-3002番、1000-6006番などを使います。
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・後大腿部・臀部(←痛みのある側)・腰部・腰上部・背正中部です。
1か所10分~15分ずつ当てていきます。一気に全てを当ててください。
初めのうちは、光線照射のみですが、しばらくしてからはマッサージなどを追加して筋肉のこわばりを取っていきます。
②普段の生活による坐骨神経痛のコウケントー光線治療は、お尻コリの方が多いです。肩こりと同じです。
治療用カーボンは、3001-4008番、3002-5000番を主に使います。
照射部位は、両足裏部・両膝部・臀部(←痛みのある側)・腰部・肩甲骨間部・後頭部です。
1か所10分ずつ当てますが、できれば一気にすべてを当てられると効果的です。
光線照射後は、優しくマッサージなどを施して、筋肉のこわばりを取ってあげると楽になります。
ほとんどの方は、左側のお尻が凝っています。
体の痛みは、光線治療とマッサージを併用すると非常に効果が上がります。