唾石症の可視総合光線療法

光線研究 第473号
67歳 男性
◆症状の経過
61歳頃に唾石があると指摘されていたが、痛みがないので放置していた。
最近、ものが噛みづらく、顎下部の腫れと痛みがみられるようになってきた。
病院で唾石が多数あるので手術を勧められたが、光線治療で様子をみることにした。
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位:左右咽喉部のみ。
◆治療の経過
治療は左右咽喉部のみ3日間行ったが、歯が浮くような感じがあったので治療を中止した。
数日後、口腔内の違和感のため目覚めたところ唾石が出てきた。
53歳 女性
◆症状の経過
歯の痛みと顎下部の腫れがあり歯科医院を受診したところ、唾石により唾液腺がつまっていると診断された。
外科で切開を勧められたが、光線治療を行うことにした。
治療用カーボン:3000-5000番。
照射部位:両足裏部・両膝部・左右咽喉部・口中部を各5~10分間。
◆治療の経過
3~4回の治療により、口腔内の唾液腺の出口より白い固まりが出てきたので、ピンセットで摘まんだところ3cm位の大きな唾石がすっと出てきた。
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