シャワー足のコウケントー光線治療と入浴のススメ。
たんぽぽの患者さんの中に、夏場は暑くてお風呂に入らずに、シャワーだけの方がけっこう見えます。
患者さんの膝から下を見れば、入浴しているか否かはすぐにわかります。独特のむくみがあるからです。
これをたんぽぽは、「シャワー足」と呼んでいます。
暑いのに熱いお湯に入るの?
その気持ちは分からないでもありませんが、やっぱりお湯に浸かることは良いことです。
何が良いのかって言うと、
①クーラーで冷えた体を温め直します。
②筋肉が弛緩して、体の疲れが取れて、自律神経を穏やかにします。
③水圧によってお腹回りは5㎝~6㎝圧迫、ふくらはぎは2㎝~3㎝圧迫して血液・リンパを流してくれます。
④石鹸で洗ってシャワーで流した後でも、目には見えない石鹸カスが毛穴などに残っています。それをお湯に浸かることでキレイに洗い流してくれます。
夏になりシャワーだけになると決まって、足首当たりの皮膚にブツブツができる子がいます。石鹸カスの可能性大です。
むくみの解消は、入浴と光線治療です。
むくみの光線治療は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・後大腿部・お尻・腰部・腹部を合計40分間照射します。
どんなむくみでも上記の照射部位を行うと、きれいにむくみが取れます。