インプラント術後の安定に可視総合光線療法

光線研究 第582号
インプラント術後
歯を失った場合、それを補う治療法として、近年インプラント手術を行うケースが増えています。
インプラントは、健康な歯と同様しっかり噛むことができ、手入れが簡単、見た目が自分の歯に近いなどの良さが多数あります。
しかし、人によっては術後一時的に出血や痛み、しびれや違和感などの症状が出る場合があります。
光線治療は組織修復作用、鎮痛作用などにより、インプラント術後の諸症状の早期改善に効果的です。
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70歳 女性 インプラント手術後
◆症状の経過
45歳時、右下奥歯が歯周病でぐらつき始め、食事をしっかり噛むことが困難になった。
歯科医でインプラント手術を勧められ手術を受けた。
術後は食事をしっかり噛めるようになったが、患部に時々痛みを感じ困っていた。
父親から嫁入り道具で持たされたが、ほとんど使用せずにいた光線治療器を思い出し、光線治療法確認のため光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは、3001-4008番を使用。
患部(ガラス管)10~30分間、両足裏部10分間は適宜照射。
◆治療の経過
光線治療を毎日、時間があるときは1日2回行った。
患部を照射すると照射直後はジーンとして、しばらくたつと痛みは和らいだ。
その後の痛む頻度は徐々に減り月に1、2回出る程度になった。
70歳の現在まで支障なく日常生活を過ごすことができた。
しかし、3ヵ月前から歯茎が以前より痩せてきて、ものが詰まりやすくなり、痛むようになった。
以前の照射方法を行ったが痛みに変化はなく、光線研究所に相談した。
光線研究所のアドバイスで、口中部(2号集光器)・右頬部(2号集光器)を各5~10分間の照射を以前の方法に追加し、歯科医院への通院と併用したところ、3ヵ月で痛みは完治した。
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