やけどの程度にもよりますが、皮膚科の治療と可視総合光線療法

まあ~連日の暑さでバテバテです(>_<)
患者さんに動物病院で働いている方が見えるのですが、犬を散歩させて肉球をやけどしたって飛び込んでくる方が多いのだとか。
そりゃそうだ、アスファルトの道路は裸足で歩けたもんじゃないですよね(*_*;
実践治療 報告集P123 (転載許可済)
92歳 女性 低温やけど
昨年11月のことです。夜中に足がかゆくなって、虫に刺されたのかと、無意識に掻きむしりました。
朝起きて見ると、皮膚がむけていました。
これは外科的なものと思い、すぐに治療用カーボン3001-4008番を使用して照射しましたが、効果がありませんでした。
次の日、近くの皮膚科を受診したところ、先生は一見して低温やけどと診断し、患部の処置をしてもらいました。
就寝時に湯たんぽを使っていましたので、それで低温やけどを起こしたのです。
その後は、処方された塗り薬をぬり、毎日ガーゼ交換をしました。
3日目ごろ、皮膚の表面が黒くなってきました。
皮膚科で黒いところをとってもらいましたが、今度は表面に黄色いかさぶたができ、傷がだんだん深くなってくるようでした。
そこで、表面のかさぶたを切りとるのですが、またすぐにできてしまうので、週に3日ほど通院していました。
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しかし、一向によくならず、傷は直径が3cm、深さは中心で1.5cmくらい、周りの部分も直径10cmくらいは赤くなっていました。
先生には、「治るのにもう半年、もしかしたら1年くらいかかるかもしれません」と言われてしまいました。
こうなりますと、光線治療にすがるしかありません。
早速、光線研究所附属診療所に問い合わせて、治療法を教えていただきました。
皮膚科への通院も続けましたが、光線治療を始めてからは、低温やけどの傷も、どんどん小さくなってきました。
そして、3ヵ月目にはみごと完治いたしました。
治癒までに半年から1年と言われていたので、こんなに早く回復できて、大変感謝申し上げます。
◆光線治療
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治療用カーボン:3001-3002番。
照射部位・時間:両足裏部・ふくらはぎ部・両膝部を各5~10分間照射、低温やけど患部(2号集光器)は遠めより10~20分間照射。
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