tfcc損傷 (三角繊維軟骨複合体)

今回はスポーツ障害の中で多いTFCC損傷について説明します。
障害の程度によりますが、安静保持(コルセット装着)で約6割が
約6カ月前後で治癒すると言われています。
手術では7割程度が治癒すると言われています。
その差は、1割ですが、専門医が経過観察を指示したなら、当院
では、光線療法により、鎮痛作用、消炎作用、深部温熱作用、骨の
強化、軟骨再生の効果を与えることで、治癒を早めます。
それでも、3カ月程度は治療にかかります。徐々に手首の屈曲、側屈
ができるようになり、物がしっかり握れるようになり、3~4カ月程度
で、スポーツに復帰できるようにもっていきます。その間は、手首を
使わない走りこみや腹筋・背筋・下半身中心の筋トレでからだの基礎
体力と筋力の低下を防ぎます。
手首の痛みは、特に小指側の痛みでは、すぐに専門医の受診を勧めます。
治療は、光線療法をお勧めします。
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