O・Iさん69歳男性、肺ガン術後にコウケントーを当てたら息苦しくて体調が悪くなったご相談。

健康診断で肺癌が見つかり、手術を受けることになりました。 退院後に、傷口あたりが痛むので、胸部に光線を30分ほど当てたら、痛みが強くなり、息苦しくなり、それから体調が悪くなったとご相談を受けました。 何の手術であっても、手術自体はとても体力を消耗しがちです。 体力が低下した自覚がないかもしれませんが、意外にも体力低下しているものです。 手術後すぐに光線治療を始めても問題はありませんが、まずは体力回復の光線治療を行いましょう。 照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・後大腿部を各5分~10分当てます。 これを1日1回当てます。 2週目からは1日2回。 3週目からは1日3回。 手術後1ヵ月経ってから、追加照射で腹部・腰部・後頭部を各5分当てます。 今まで運動をしなかった人が、いきなり42.195km走ったようなもので、今の体力に光線の刺激が強かっただけです。 ゆっくり焦らずに光線を慣らしていき、2ヵ月目あたりから患部の照射も始めます。 体力回復は3000-5000番を使い、2ヵ月目からは1000-4008番を使って上記の部位を各10分照射していけば大丈夫です。
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