背中のイボの可視総合光線療法

治療報告と症例集P124
74歳 女性
私は10年以上光線療法を愛用している主婦です。
光線療法は、自分の治療のみならず、家族や友人にも大変役立っています。
最近、友人が私の肝臓病が光線療法で治った話や、貸してあげた指導書「可視総合光線療法」を読んで、光線療法の効果のすばらしさを知り、光線治療器を求めました。
今回の報告はその友人の話です。「近ごろ、背中の中央にイボができ気になる」と言うので、彼女の背中を見てみました。
イボの上部は平らで、茶と灰色がかっており、ちょっと割れた感じです。大きさは直径6~7mmくらい、盛り上がっていました。
家庭医学書で調べてみると、明らかにごく普通のイボで、正式には尋常性疣贅という病名でした。
医学書によると、イボの治療は注射や塗り薬、液体窒素による凍結療法、レーザー治療法など、さまざまな治療法がありましたが、確実なものはなく、治癒までの期間もはっきりしないようです。
友人が「光線療法で治せないだろうか」と言うので、早速光線研究所附属診療所に相談して、次の指導を受けました。
治療用カーボンは3001-3002番を使用し、両足裏部10分間、両膝部5分間、患部(3号集光器使用)10~20分間照射。
光線研究所の先生から「普通のイボであれば、光線療法で治っている例もたくさんありますから、急に大きくなったようであれば、念のため皮膚科でも診てもらうとよいでしょう」との指導をいただきました。
しかし、忙しい友人だったので病院にも行かず、とりあえず指導された光線療法で、しばらく様子を見ることにしました。
すると、光線照射を始めて3日目で、イボはほとんど小さいニキビ状になり、さらに1週間の照射で完全に平らになり、なんと治ってしまったのです。
もちろん痛みもなく、イボの痕も残りませんでした。
これには、友人も私も本当にびっくりしました。
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